スレ気味のネイティブ湖は「ぱくぱく君」を狙えば必ず釣れる!? フライ向け実践的攻略法 ※大尻沼で美味しい
厳しい思いをしてたどり着いた結論。大尻沼のようなネイティブ湖では見えている「ぱくぱく君」を狙うべし!
2018年に入り、5月と7月という、解禁直後&酷暑という最悪のタイミングで大尻沼に行ってしまったわけですが、それでも確実な攻略法を編み出しました。
いろいろと但し書きが多くなるのであえて割愛しますが、あくまでひとつの攻略法として。
もしかしたらまったく通用しない時期等もあるかも?
見えているマスを狙うという戦法
そもそも通常の管理釣り場では、ゆらゆらと見える魚影は狙っても大概釣れません。うまく目の前に落としたり流したりしても、見向きもしないか逃げていきます。
釣れる魚は、人間から見えていないところにいる個体がほとんどです。
魚種や釣法の差で変わってくるのかもしれませんが、少なくとも私は見えているマスは狙うことはありません。
しかし大尻沼では異なります。
手当たり次第に浮いているものを「ぱくぱく」と食っているやつがいたんです。
専門的な言い方をすれば、スプラッシュライズではなくディンプルライズです。魚体が大きいので明らかに食っているのはわかるレベルですが。
彼らはこちらからバリバリ見えているにもかかわらず、目の前にうまいこと落とせば釣れてくれます。
その名も「ぱくぱく君」
そこで、大尻沼で見えている魚を「ぱくぱく君」と名付けました。特に手当たり次第ぱくぱくしていなくても、ドライへの反応が高いからです。
ぱくぱく君のポテンシャルはすさまじく、
ということを守ればほぼ100%食ってくると思います。
以上のことを守っても見切る魚が多い釣り場もありますが、大尻沼のぱくぱく君のポテンシャルは半端ないと思っています。
逆に言えば、欲張って時期にあっていない大柄なフライを選んだり、着水姿勢をミスったり、ティペットがグシャって目立ってしまったり、フライセレクトを間違えるとダメです。
ぱくぱく君狙いだとフライはセレクティブだと思って間違いないと思います。
あまり具体的なヒントを書きすぎることは控えますが、いわゆる初心者向けのパターンはダメだと思います。ひと手間違う、一工夫違う。そういうフライが向いているという感じでした。
ほかの釣り場では通用しない可能性が高いので注意
大尻沼ベースの話になりますが、ほかのネイティブ湖でも比較的通用する手法だと思います。とくに、ドライ投げればなんでも釣れる状態の高活性ではない程度の湖でしょうか。
しかしながら、ハイプレッシャーだったり、時期がずれたり、温度だったり、さまざまな要因でぱくぱく君が無反応ということは大いに考えられます。
そこはモチロン、私がそれぞれのフィールドに釣行した際に試してみたいと思います。全国にマスメインの湖がどれくらいあるか把握しきれておりませんが……。
ぱくぱく君の様子はぜひ動画でご覧頂きたいので、激写でき次第投稿したいと思っております。