解禁直後はNG! ……今年だけ? 大尻沼は時期を選ぶべし

2022年1月6日大尻沼,釣行記

2018年5月、大尻沼解禁直後の釣行備忘録です。散々な結果でしたが、後につながるいい攻略法を編み出しました。

目次

散々だが収穫があった2018年5月の大尻釣行

執筆時点からだいぶ遡りますが、2018年5月、解禁直後の大尻沼に釣行しました。

とにかく大尻沼はバンバン釣れるものという先入観があったのもありますが、釣果は最悪に近いレベル。原因はわりとはっきりしていますが、備忘録的に記していこうと思います。

国内有数のバットレスダムのバットレスの部分を望むことができる大尻沼。
個人的には巨大建造物恐怖症(?)なのでちょっと怖いのですが、意外と現物を見ると釣りでテンションが上っているからか平気でした。

今回は同行者はいましたが単独ボート。エレキと手漕ぎの双発で奮闘です。

こういった湖のボート釣行のセオリーとしては、ポイントまでエレキを飛ばしてアンカーを打ってしばらく釣り、生命感がなくなればアンカーを引き上げてポイントを移動、という繰り返しになります。
活性がよければそれでまったく問題ないのですが、今回は話が違いました。

とにかく魚影がない。

正確には、大尻沼釣行が初めてだったので、魚影がある場所を知りませんでした。

事前の古いDVDの情報などだけが頼りだったので、肩透かしを食らった感じです。

そうなると作戦としては引っ張りかマーカーとなりますが、今回は得意のマーカーで挑みます。

いそうなところにマーカーを浮かべる。しかし食わず。その繰り返し。

後からわかった反省点ですが、同行者の後を追うようにポイントに入ってしまっていました。なるべく近い位置で釣ったほうが会話もできるので有用かと思いましたが、間違いでした。

ほかの釣り客もいるときは(ましてその数が多いときは)難しいですが、なるべく長時間攻められていないポイントを独自ルートで順繰りで攻めるのがいいですね。(2回め釣行で確信した攻略です)

バラシ2本、完全釣果は1本という散々な結果でしたが、最後のバラシで大きな収穫がありました。

完全釣果の1本はマーカー。なんとかだましだまし出てくれた感じです。

最後のバラシというのがドライで、見えている魚(浮いているものを手当たり次第食っていた)の鼻先にドライをポトリ。このときは16番でしたが14番でもいいと思います。
それを疑いもせず流れでパクリ。最高でしたね。思い出すだけで興奮します。倒木もありやや強引にドラグを締めてやりとりしましたが、バレてしまいました。

結局、魚影がないというのもおそらく見る場所とタイミングが悪かっただけで、しばらく攻められてないホットポイントを順繰りで見ていけば必ずいたはずです。
正直あまりダムサイトまで行かなくてもいいんですが、せっかくなので行っている感じで、船着き場近辺もかなりホットです。

見えている魚だけを狙う。これを2回めに実践したところ、まずまずの釣果を得ました。

初夏の大尻沼は超シビア! 1ヶ月遅いだけで難度UPも釣れればやっぱり楽しくデカい

最高なのは6月上旬だったと思います。トップ系のルアーで爆釣、フライでもビッグドライで爆釣という情報を頂きましたので、相当良かったんだと思います。

2018年だけかもしれませんが、大尻沼は解禁直後は厳しく、気温が高くても厳しい。時期を選ぶべきフィールドでしょうね。

C&R厳守で隔年営業なので、釣れれば最高の魚たちが楽しませてくれます。